春山登山展:mosha -sakura-
2011.4





hickory03travelersの迫さんと、mosha 副会長。
搬出(袋詰め)を終えてすっきり元通りに。


紙の張り、コシ、柔らかさ、シャープさ、透け感、緊張感、ヘナチョコ具合、
上質紙の素材感に改めて取り組んだ2日間でした。


なんだかよく分かんないけど(笑)、
さくら色の工作物にあふれた部屋ができました。


2種類の紙厚、
折り曲げの張りを利用して、かまぼこパターン。


紙にたくさん穴をあけ、光を通してできた影グラフィック。影グラ。
ジンベエザメ柄


ペラっとした紙も、ふちを折り込むだけで張りが出たので吊るしてみる。
三角のブリッヂはのり無しだが、床板の隙間に差し込んで並べてある。


小さいユニットを作ってみる


さてどうしましょうか。


家から適当に持ってきた道具など。
結果、はさみ、カッター、透明テープ、糸、針、ヒートン、ポンチ、ハンマーを使用しました。


さくら一色に決定。
近所の紙屋、ダイコー紙商事さんにてA判全紙100枚分購入。
細かな断裁指示に対応してくれ、さらに近所なので軽トラで無料配送もしてくれる。


竹尾の見本帖本店にて色上質33色A4サイズのサンプルを購入。
電話一本で用意してくれ、色名順にレシートを打ってくれる。レシートが長かった。






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春山登山展:新潟
2011年4月1日〜4月17日

テーマは「新潟の春がもっと楽しくなりますように」
企画はhickory03travelers





北越紀州製紙の工場が新潟にあるので、そこの紙でなにかできないだろうかと考えました。
そこで、色上質紙という、紙を使ってみることにしました。
チラシ等でよく使われる、水色とか薄い緑とか桃色のあれです。
この色紙、調べたら33色もありまして、
その中から「桜」という色の紙を使って、展示する部屋で工作しようと決めました。
展示の始まる直前の2日間、会場に滞在し、実際にそこでできる限りのことを試みよう、と考えています。
いろいろな工作物のカケラのようなものがちりばめられて、
さながら五分咲き桜のような状態になるだろうと想像しています。
たくさんの地元の方々の協力があって、展示させていただけることに感謝致します。


■mosha profile

mosha(モシャ)
to-kichi × 松田京子による、工作のプロジェクト。
音楽におけるジャムセッションのように、即興的に工作することを試みている。